中世の衣装を着けた人々が駒になり、広場の大理石の碁盤の上で行うチェスゲーム。1545年に、領主の娘を巡る二人の貴族の決闘を避けるために、チェスで勝敗を決めさせたのが始まり。(2年に1度、偶数年、9月に3日間) Gallery->>
ヴェルディのオペラにも歌われるレニャーノの戦い、無敵と言われたバルバロッサを破った戦勝を記念する祭り。中世の衣装をまとった武人や農民の男女、子供の行進のあと、馬のレースが行われる。(5月最終日曜) Gallery->>
ヴェネツィアで最も大きく華やかな年中行事。レガッタの前には、海神ネプチューン像などで華々しく飾られたヴィッソーナと呼ばれる豪華なボートを先頭に、大運河にくりひろげられる一大スペクタクル。海運国家ヴェネツィアの栄光ご彷彿させる。華やかな各種のレガッタ競技に大観衆が熱狂。(9月7日) Gallery->>
中世に始まったヴェネツィアのカルネヴァーレが現代に復活したのは1980年。本来は、マスケラと呼ばれる仮面をつけ、美しい衣装を着て狭い道を無言で練り歩く仮装祭りである。しかし最近は世界中からこの祭りに参加する人が増え、規模の大きさ、歴史、文化的、世界的に有名になった。(2月中旬〜2、3週間) Gallery->>
ルネッサンスのロマンに包まれた、エステ家の居城に集まった貴族の男女が、中世の伝統衣装をまとい、美しい旗に飾られた豪華な邸宅通りを行進する。男児、女児、ロバ、馬のレースが行われる。(5月最終日曜日) Gallery->>
フィレンツェの偉人たちを祀るサンタクローチェ教会のダンテの像が見下ろす広場で行われる中世サッカー競技。16世紀の華々しいユニフォーム(ミケランジェロのデザイン)を着た武人、貴族などの行列に続いて、競技が行われる。現在のサッカーの起源と言われるが、ラグビーの様な荒々しいゲームが展開され、応援の観衆の熱狂もすごい。 Gallery->>
毎年7月2日と8月16日に行われる。数あるイタリアのパリオ祭りの中で最も有名。カンポ広場は6万人の観衆で埋まり、17の歴史あるコントラーダ(地区)の中から抽選で10のコントラーダが選ばれて参加する。競技の始まる前には、中世の衣装を着けた旗手、太鼓隊、領主、騎士などの歴史的行列が広場の周囲を練り歩く。裸馬に乗った騎手が3周のパリオに、場内の興奮は極限に達する。 Gallery->>
4つの地区から選ばれた武人が、グランデ広場で、疾走する馬上から、サラセン人を模した人形標的を突き、その正確さを競う伝統行事。 Gallery->>
春を悦ぶ5月の祭り。サン・フランチェスコゆかりの聖地アッシジで、中世とルネッサンス期の生活を追想した祭りで、当時の衣装をまとった行列のほか「上の町」「下の町」対抗で、古歌と舞踏劇の美しさを競い、春の女王(マドンナ・ピリマベーラ)を選出。合唱コンテストなどがミネルパ神殿の前で行われる。カレンディマッジョとは5月1日のことで、1日の次の木曜〜土曜の3日間行われる。 Gallery->>
1263年オルヴィエートの近郊の町、ボルセーナで起こった奇跡の聖体布を先頭に、聖人達を描いた多くのゴブラン織りの大旗が聖堂を出て行進し、それに色鮮やかな様々の多くの旗が続き、司祭、聖職者、騎士、貴族らが中世の衣装も雅やかに市内を練り歩く。(6月22日) Gallery->>
16世紀の衣装を着けた騎士達の大行列と勇壮な馬上競技(人形が手に持つリングを槍の先で取る)、中世の絵巻物のように展開。前夜に時代行列がある。 Gallery->>
イヴに、ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院で夜半まで続くミサが行われ、クリスマス当日は10時からミサ、その後法王様がヴェランダに出られ、広場に集まった大勢の信者、ヴァチカ Gallery->>
2世紀にわたる伝統行事で、教会に前500メートルの道路に、聖母マリアやキリストなど宗教的なもの、紋章、幾何学模様などの絵を、花びらを敷き詰めて描く。その上を聖体のぎょうれつを迎える。(6月20日頃) Gallery->>
仮面の騎士達が主役となるサルディーニャの謝肉祭。選ばれた男性に、特別の衣装を着ける荘厳な儀式が行われ、コンポニドリと称してその日の司祭を務める。祭りは、各区から選ばれた騎士が、疾走する馬上から小さな星の標的を剣で刺し通し、その成功率でその年の豊穣を占う。(カーニバル最後の日曜日〜火曜の3日間) Gallery->>
サルディーニャに猛威をふるったペストの終焉を祝って、1657年に始まる。5月1日に、様々なサルディーニャの民族衣装を着飾った3000人もの信者が、聖エフジオの奇跡を称え、カリアリから殉教の地ノーラまで聖人像を運ぶ行進をする。衣装の豪華さと絵巻的な美しさは世界屈指の行列。(毎年5月1日〜3日) Gallery->>
600年前、アルバニアからオスマントルコの圧政を逃れて、パレルモの近くの高地に住み着き、故郷を偲び女性と子供が華やかな民族衣装を着飾って、ギリシャ正教の復活祭を祝う祭り。最後に赤く塗られた卵が配られる。(3月末〜4月はじめ 年によって変わる) Gallery->>
ブラッドオレンジで有名な地。シチリア島で最もカラフルで、イタリア屈指の祭りの一つ。可愛いテーマの山車が’多く、子供のためのカーニバルとも言われるが、大人も十分楽しめる本格的な飾り付けがみどころ。 Gallery->>